私は、今日はしっかり瞑想をしようかなと思うと 30分ぐらい(あるいはもっと) ゆったりと時間を使います。
ストレッチなどの「能動的に体を動かす」のとは違い、
心と体に静かに向き合い 「引き算」をしていきます。
「精神と体を静かに落ち着けることで 見えていなかった自分が見えてくる」そんな時間です。
例えば 目の周りが思ったよりも疲れていたら まぶたがピクピクします。
同じように、おでこ、眉間、あご、首、肩なども。
姿勢の重心が外側にずれているときは 細く細く内側に寄せていきます。 力を入れるのではなくて 重心を移動させる。 すると、 余計な外側の力をリラックスできるのです。
つまり、姿勢を保とうとして頑張るのではなく 「頑張らなくていいように姿勢を調整し続ける」のです。
すると瞑想を練習し始めたときから 自分の中でしっくりくる様になったころ 「ピタッと体が落ち着き 何分も動かず座っているのに 心地よくて離れたくない」感覚が引き出せるようになりました。
そこに持っていくためには 空気を整え 準備の階段を上がっていくような感覚。 ここまで来た、と思ったら静かに待つ。
すると、先ほどまでピリピリしていた頭蓋骨周りの疲れがとれ 口元はほっとゆるみ 体が軽くなっているのです。
とても不思議な気持ちですが そんな瞑想に出会えたのも ヨガに導かれたからこそ。
やり方は人それぞれ違ってもいいのだと思います。
ご自分なりの儀式 つまり心と体への合図をしてあげて あとはじっと耳を澄ませるように 座ってみる。
メディテーションとは、 ヨギーニでもあり、魔女になったような気分にもなる 自分だけの秘密の時間です。