バレエの足の5番ポジションとは、足の置き方の1つで、最もよく使う形です。ボディも脚も、細く引き締まるようになります。
バレエの基本姿勢 足の5番ポジション
やり方
つま先を外に開いたまま、足を横に重ねるようにします。
プロのダンサーは両足の間がぴったりつくように訓練されていますが、大人からバレエをはじめると、無理につけようとすると怪我の原因になります。
なので、無理のない範囲でつけるように心がけましょう。
また、このときにも、つま先だけで外向きにしようとすると、ひざを押し込んで圧迫してしまったり、ひざの関節をねじってしまうことがあります。(ひざの関節は、横方向にねじれると、故障しやすい構造になっていますので、特に気をつけて下さい)
アンドゥオールを心がけよう
アンドゥオール(太ももから外向きに回すこと)を、しっかりと思い出して、5番ポジションを取るようにしましょう。
また、5番から縦に足を開くと、4番ポジションになります。
いろいろと復習になりましたでしょうか。
5番ポジションは、バレエに必須の足の形
足のポジションは、とても大事な上に、なかなか復習する機会がないことが多いので、1つずつ解説してきました。
特に、この5番ポジションは、踊りを身につけていく上で、まずはじめに5番から動き出すことが殆どです。
内ももを鍛えて、重心移動もスムーズに
5番ポジションを入れられるようになると、内ももが鍛えられ、脚がまっすぐに伸びるようになり、脚力もアップし、体幹も引き上がるようになります。重心移動もスムーズになります。
バレエをはじめたばかりのうちは、1番から少しずつ慣れて、今度は5番でも踊り始められるように練習していきましょうね。
次は、腕のポジションを解説します。
つづく
バレエの足のポジション↓
5番ポジション(今ここ)