今週のクラブハウスでは「バレエ・リュス」に思いをはせる というテーマで皆さんとお話をしました!
バレエ・リュス時代の代表作「薔薇の精」未だによく上演されており、私も大好きな作品です。
セルゲイ・ディアギレフというプロデューサーが成し遂げた、20世紀初頭の芸術の最先端を走った伝説のバレエ団。画家や音楽家たちもみな、このバレエ・リュスに憧れ、時には共に作り上げ、ガブリエル・シャネルも衣装を製作したり、資金協力したりもしていたバレエ団であり、ある種のクリエイティブなコミュニティであり、ムーブメントです。1909〜1929年というたった20年の間ですが、さまざまな歴史的作品が誕生し、ストラヴィンスキー、ピカソ、バクスト、フォーキン、ニジンスキー、バランシン、イサドラ・ダンカンなど多数の芸術家がいました。
資金難や苦労も多かったにも関わらず、美術、音楽、バレエ、など、ディアギレフの芸術に対する愛と探究心は果てしなかったはず…。
ディアギレフのバレエ ・リュスのストーリーを、ニジンスキーやシャネルなども織り交ぜながらマンガにされているのがこちら。
クラブハウスでも実際に予習で読んでいた方が感想をお話ししてくださっていました。
歴史の話ですが、当時の人間関係がよくわかります。
バレエ ・リュスとベル・エポックの時代の、こういうクリエイティブで知的で向上心の高いコミュニティーは100年経ったあとのわたしにもとてつもない夢と憧れを抱かせてくれます。
バレエ・リュス時代のバレエ作品についても、また追ってみなさんと味わっていきたいなぁと思います。
クラブハウスのリプレイもぜひお聞きください。
バレエ・リュスについて思いをはせる バレエルーム💕🔰OK!芸術・美学・解剖学ゆるく語る部屋 #15 - 愛と癒しのバレエCLUB - Clubhouse
クラブハウスで話していたDVDはこちらです。(転売などで異常な感じになっているので、お気をつけて…!)バレエ・リュスではあるのですが、中身はディアギレフ亡き後に立ち上げられた「バレエ・リュス・ド・モンテカルロ」を中心にダンサーたちが過去を振り返って登場するドキュメンタリーです。
バレエ・リュス時代の作品のひとつ
「青列車」衣装 ガブリエル・シャネル、カーテン パブロ・ピカソ