バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

「大丈夫だよ」と人に安心感をあげることができる人になろう

みなさんの周りに「愛のかたまり」みたいな人はいますか?

いつもニコニコしていて、ちょっとした声掛けに愛がこもっていて、そばにいるだけでほっとできるような人。

ここ最近はストレスに疲弊している方々も世の中には多いのではないかと思います。

みなさんの中にももしかしたらいらっしゃるかもしれませんし、ご家族や周りで心配が尽きずストレスが絶えないということもあるかもしれません。

他人の考え方を変えることは難しいので、それは本人の問題と受け止めるほうがよろしいのだと思いますが、あなたが変わりたいときは何を意識したらいいでしょうか。

それは、人に「大丈夫だよ」と声をかけてあげられる自分になるということです。

(写真は先日のヨガリトリートのみなさまですが、自然体の笑顔からも伝わるくらい、お手本のような方々ばかりでしたのでお写真を借りちゃいました♪)

困っている人や焦っている人がいるときに、「大丈夫だよ」という一言を聞くだけで、人間意外と心に冷静さを取り戻すことができるものです。

仮に「大丈夫だよ」と言ってくれる人が一人でもいれば、人生なにかあった時にも、ああ…生きていてよかったな…と思えるくらい、最後の心の救いになることがあります。

もしもあなた自身が落ち着きを忘れていると「大丈夫だよ」と言ってあげる余裕がないこともあるでしょう。

そんな時は、無理をせず、まずは自分自身を癒やしてあげてください。

そして、少しゆとりが出てきたら、ちょっとした救いになれそうな時に「大丈夫だよ」と言ってあげられる人にお互いなりましょう。

「大丈夫だよ」と声をかけてあげることができる人は、心の土台の成分が「安心感」でできていることと思います。

その上に、バウムクーヘンのようにいろんな層があって、やさしさ、思いやり、慈しみ、愛情、などのハーモニーが何重にも織り込まれているはずです。

そんな人から放たれる空気感は、周りの人を自然にイキイキとさせてくれますし、ポジティブなエネルギーに溢れていきます。

そして何より「大丈夫だよ」と言えるその人こそが、まるで天から守られているかのように、素敵なことに出会ったり、かけがえのない経験ができたり、自分らしく生きていくことができるものです。

うわつかない心で堂々と落ち着きを持っているので、些細なことに動じずに、大切なことを見逃さないで、人生のあらゆる物事にじっと向き合えるからです。

他人に「大丈夫だよ」と言ってあげる分だけ、その人自身も強力な守り神がついてくるかのようなオーラを放つのだと思います。

いまの情勢はストレスで疲弊したり、ささいなことでピリピリしやすいこともあります。

「気づいたら、わたし、意外と疲れていたんだな」と思うほどに。

世の中が情報社会の過剰なうねりを受けて、傷つきやすくセンシティブで炎症を起こしやすい状況に偏りがちなように私は感じています。たとえるなら敏感肌モードですね。

でも「心配事の9割は起こらない」という風に言ったりするのを聞いたことはありませんか?

また、何か心配していたことが仮に起こったとしても、そこまで一大事ではなかったりすることも多いです。

実際に経験を通り過ぎてしまえば「大丈夫だった」ということもあります。

まだ起きていない未来の不安を拡大するほど、心ここにあらずとなり、マインドフルネスとは反対になり、安心よりも嵐のように荒れやすい状況になってしまいます。

平常心を掻き乱すような情報には触れないようにすることも大切です。過度な情報に垂れ流しで触れ続けていると、感覚が麻痺してしまいます。

もちろん判断ひとつひとつは自分自身の責任です。考え方も個人差があってふつうです。

「大丈夫だよ」と声をかけてあげることができるように、自分自身の心を整えていきたいなと思っています。