バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

自分を愛することができる状態へと自分を整えていく

ブログの更新が少し空いてしまいましたが、この数日、遠出をして美しい海を見たり、スケジュールの合間に体を休めたりして、パソコンに触れる時間がとれませんでした。おかげで心身とも充電していました♡

自分を愛すること。

あなたは自分を愛せていますか?

私は、自分に厳しくしているつもりではないのですが、結果的に(?)厳しくしてしまうことがあります。

みなさんもそんなとき、ありませんか?

たとえば何かの目標があって、そこに近づこうと思うと、できる努力は可能な限り実行して網羅していきたいので、車でいう、エンジンがかかりっぱなしで休む間もなし… みたいな状態です。

そんなとき、自分を見つめるもう一人の自分が、とても厳しい目をしています。

「もっとがんばれ」「ここで踏ん張るんだ」

これは子供の頃からバレエの世界で鍛えられた精神なのでしょう。

厳しい目を持つことができるから自己成長してこられた、という自負はあるのですが、厳しくするあまりに自分を苦しめてしまうと、エネルギーも枯渇してしまい、生きがいも見失ってしまいます

やはり、何事もバランスですよね。

もう何年も昔の前職(会社員)の頃、バランスを崩して体調も崩し、苦しい日々を経験したことがありますが

今は「かなりバランスを取るのが上手になったな〜自分!」と褒めるようになりました。^ ^

特に、過去の私が欠けていたのは、自分自身を愛することでした。

これが、簡単なようで、とても難しい。

日本人は、ナルシストと思われたくないので、あまり「自分大好き!」というような素振りを見せない・封印する・恥ずかしい、という性格があると思います。

特に、子供の頃から、努力が当たり前とされる厳しいスポーツ・修行の世界で成長してきた人は、自分を愛する方法がわからなかったり、怖かったりします。

自己犠牲が当たり前になってしまうと、自分を大切にする方法がわからなくなってしまうのです。

また、自分を愛すると思うと、甘やかすように思えて、すると、成長できなくなるんじゃないかという恐怖心が生まれたりも。

でも、自分を愛することが分からないなら、まずは甘やかすことも必要です。

心や体の充電ができるような、自分を甘やかす時間を作ってあげることです。

マッサージを受けたり、温泉に行くのも良い。

美味しいものを食べるのもいい。

ちょっと奮発して、少し贅沢な経験をしてみるのもいい。

自分に厳しく苦しめてしまいがちな人にとっては、甘やかすことのように見えるかもしれません。

でも、結果的に、リフレッシュができて新たな活力が湧くから回り道にはならない。

そうした「有意義な時間」を作ってあげるのです。

もちろん、人生回り道ばかりになってしまってはなりませんが(笑)。

特に自分の経験を踏まえて重要に感じるのは、

自分を客観視する視点と、自分を大切に扱う視点を、同時に持つことです。

ただ、その2つのバランスの取り方が難しいのですよね。

私にとってのベストなバランスは、自分を愛することができる状態です。

自分を愛することができる状態は、自信を持つことができ、自分のクリエイティビティを楽しむことができ、周りの人たちのことをも愛することができる状態です。つまり、精神的に健康な状態で、かつ、生産性が高い状態です。

日常生活では、この状態に持っていけるように、心身を整えていきます。

客観視する視点は、「ここがまだ未熟だな」「ここはもっと伸ばしたい」など自分にエンジンをかけるきっかけになり、未来がワクワクなものになる駆動力になります。

後者の自分を大切にする視点は、ある意味「甘やかす」時間を作ってあげることで、自分自身は大切に扱われる存在なのだと思い出すことができます。他人ばかり気にして自分のことをセルフケアできなくなってしまいがちなときに有効です。

これら2つの両輪がうまく回っていると、自己犠牲に満足するのではなく、自分自身の成長を楽しみながら毎日を生きることができるようになりました。

もちろん、これがゴールではなく、人生は移ろいゆくとは思っていますが、それでも過去の自分から成長してわかったことです。成長はまだこれからも続きます。

愛は誰かに影響されて生まれるものではなく、自分自身の愛する能力にもとづいて、愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである。(エーリッヒ・フロム)

愛とは、愛する人の成長と幸福を願うこと。

パートナーや家族や親友でもいいのですが、ぜひまずはあなた自身の成長と幸福を積極的に願い行動する人になりましょう。

お互いこれからの人生さらに輝かせていきましょうね。