バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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草間彌生さんの不思議の国のアリス&大いなる巨大なカボチャ

ちょうど6月18日にバレエ《不思議の国のアリス》レッスンを開催するにあたり、2019年の美術展の思い出を前の記事に書き、そして先週見た草間彌生さんの松本市美術館の感想も書きましたが、実は草間彌生さんの《不思議の国のアリス》も鑑賞していたので、あわせてご紹介します。

こちら、草間彌生さんによるアリスの絵です。この大きなカボチャ、どこかで見たことはありませんか?

松本市美術館にて筆者撮影「大いなる巨大なカボチャ」 詳しくはこちらへ 松本市美術館「草間彌生 魂のおきどころ」 - バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

つい先週、松本市美術館であのカボチャの部屋に行ってきた私としては、このアリスを見ると「アリスはあなた自身です」と言っている草間彌生さんの言葉にドキリとします。

さて、この絵はどうしたのかというと、2019年の「不思議の国のアリス展」実はダリの他にも国内外の著名な画家の作品があったのです。

この中で、草間彌生さんのシルクスクリーンの「不思議の国のアリス」の作品も展示されていたのです。1984年〜1999年に制作されていた絵(シルクスクリーン、エッチング)でした。

朝の太陽、コーヒーカップ、帽子、きのこ、西瓜…

花、深海、靴、など… 自画像も印象的です。以下の「アリスはあなた自身です」というメッセージがそこに表れているのでしょうね。

……大いなる素晴らしいみなさんの世界に、アリスが忍び寄って、そこに祝福を与えることを祈っています。みなさん、アリスを愛してください。それはあなた自身です。アリスの持つ温かい世界を知って、わたしたちの人生に喜びをもたらしてくれんことを。アリスの世界はわたしたちの世界です。みなさん、わたしの造形の芸術を通してアリスの世界を、より身近に感じていただけたら幸いです。『不思議の国のアリス With artwork by 草間彌生』(2013年、グラフィック社)より

マリー・ローランサン、エリック・カール(はらぺこあおむしの作者)、ウォルト・ディズニー、清川あさみさん、舘鼻則孝さんらの作品もありました。(素敵な作品でした。またの機会にふれましょう)

いろんなところで見たアーティストの作品や、私自身の鑑賞体験がシンクロニシティーを生んでいくことが度々あり、これからもアンテナを高く張っておきたいと思います。

6月18日の《不思議の国のアリス》バレエレッスンについてはこちら

blog.coruri.info

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