バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

忙しい育児、心を保つために「シンプル」を求めるようになった

一年前はお腹の赤ちゃんがどんどん大きくなる生活に、楽しみながらもこれからどうなるんだろう?とよく分からなかった毎日でした。

気づけばそんな思いの日々から一年経ち、赤ちゃんとの生活がリアルに直面している現実を生きています。

妊娠出産を通して女性はこんなにも変化を経験して、しかもそこから回復していけるのだという神秘を感じます。

去年何を考えていたのか思い出すと、どんな日用品が必要で、どんな時間を過ごすことになるのか、何を工夫すればいいのか、そういった赤ちゃんを迎える準備のことに頭がいっぱいでした。

初めて子どもを迎える妊婦さんならみんな思うことですよね。

それから0歳の子を毎日抱っこして家事をして生き延びている私の今の思考は「シンプル」を心が求めていると言うことです。

できればマインドフルに自分と向き合いながら子育てをしたいし、自分の心の成長も大切にしたい。

自分のためだけに使える時間が減り、細かい名前のないような育児の仕事が増えたことで、もっと生活をシンプルにして貴重なエネルギーと時間を自分のために有効に使いたいという思いが強くなりました。

すべてを完璧にしようとは思っていませんが、自分なりの心を落ち着かせて過ごせるバランスを取りたいと思うと、何もかもひっちゃかめっちゃか乱れている生活はしたくないものだな…と実際思いました。ママとしての精神衛生を保つには、やはり生活環境は大事ですね。

(大変すぎて余裕がなければ私もボロボロになってしまうかもしれませんが、ありがたいことに恵まれた環境で夫との協力バランスがうまくできているからこそ、家の中を整えたり、そういう気持ちにもなれているのだと思います。)

ある程度手抜きしながらも、納得できる塩梅での、精神的なゆとりが欲しくなります。

そこで急に増えた赤ちゃんグッズ等をどんどん整理して、今後の子供の成長に合わせて空間を整えるゆとりを構えようと、生活をシンプルに心がけています。

すると思考も感情もスッキリしてきて、心身も軽くなってきます。

ヨガでも体を鍛えたりする以前に環境や心を整えることも同じくらい大切に説かれています。体を清潔にしたり、部屋をきれいに保つことをシャウチャといいます。ぐるぐる悩んだり、モヤモヤくよくよする気持ちも吹き飛びます。

いまはちょうど季節の変わり目でお掃除もしやすい時期ですね。

秋の爽やかな空気で風を通し、ぬくぬくとあたたまれる冬支度に取り掛かりたいところです。