バレリーナの美しいヒップラインの秘密
バレリーナたちのヒップラインはいつも引きあがっていると思いませんか。
椅子に座ったり、脚を組ませたり、男性の肩に持ち上げられてもおしりはいつも小さく引き上がります。
バレリーナたちが自然と美しいヒップラインになるには、秘密があります。
その手がかりになるのが、
おしりと脚の境界線です。
もしかしたら、あなたが「おしり」と思っている範囲は、もっと小さくできるかもしれません。
なぜなら、バレリーナは《おしり》をできるだけ小さくして、脚が少しでも長くなるように意識しているからです。
レオタードのカッティングが、ハイレグのような形をしているのはそのためです。
椅子の座り方で、小さいおしりを作ろう
まずは椅子の座り方から、意識をしていきましょう。
もしできたら、いま椅子に座った状態になって、おしりの骨 座骨(ざこつ) を意識してみましょう。
座骨は、床で体育座りになるとお尻の下で固く当たる左右2つの骨です。
右と左の座骨を結ぶ間の中心に体重をのせます。
これは、基本中の基本なのですが、できていないことが多いです。
座骨よりも後ろに重心がかかっていませんか?
こちらのイラストは、椅子に座る面を上から見たときのイメージしたものです。
気をつけていただきたいのは、右と左の座骨の間よりも、重心が後ろにかかっているときです。
猫背になっていたり、腰が後ろへ丸まっていたり、ぽっこりとお腹を前に突き出し足を投げ出してすわっていると、座骨よりも後ろの脂肪にのっかって座っていることがあります。
そういった座り方は、骨盤がゆがむだけでなく、腰椎を圧迫して痛める原因にもなってしまいます。
こんなときにも要注意です。
- デスクワークのときの座り方
- ふかふかのソファ :体をしずめていると、腰に負担をかけていることがあります。
左右の座骨のあいだに体重をのせる
まずは、座骨にきちんと体重をのせることです。 腰が丸まってしまう方は、太ももの裏側・おしりなどが硬くなっている可能性がありますので、ゆるめるようにしましょう。
座骨を感じるようにすると、おしりの下に垂れやすいお肉も削ぎ落とされていきます。
それが基本となり、脚を組ませたりバリエーションをもたせても、ポージングになるように座っています。
美尻をつくり、余分なお肉をよせつけないためにも、まずは「座骨を意識して座ること」から心がけてみましょう。