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最近は体幹を鍛えるトレーニングがブームのようですが、バレエは体幹無くしては踊ることができません。
バレエで脚を上げるコツは、体幹
バレリーナが脚を高く上げられる秘密は、柔軟性だけではありません。 脚がどんなに高く持ち上がっても、軸がぶれない・腰を痛めない・バランスをキープするために、体幹を鍛えることが必須です。
通常のヨガではなかなかここまで行いませんが、バレエヨガでは、ヒップアップや太もも周りを引き締めたいという方へ、easy versionのエクササイズを紹介することもあります。
バレエの本格的な動きでは、このようになります。
ダンスバンドを使ったアラベスクのトレーニング方法
輪っか状になっているゴムを、上げる足のかかとにひっかけて、伸ばします。
ゴムの張力に負けないように、腹筋と背筋が働きます。 脚の角度も矯正されます。
アラベスク パンシェ という高く上げるポーズの練習になります。
【応用】前・横・後ろの180度方向に脚を上げる
前方向から同じように脚を持ち上げて、高さをキープしたまま水平に回すエクササイズもあります。
脚をまず前に上げてから、180度水平に動かして真後ろまで動かします。
(動画では見やすいように、横から体の正面の方向を変えています。)
バレエのレッスンでは、教師が生徒の脚を手で持ち上げて矯正することがありますが、自分で持ち上げる練習をするためにこのような方法もあります。
柔軟性・腹筋・背筋・体幹をバランスよく鍛える
ストレッチ用ゴムがあるといっても、それだけでは、なかなか高く持ち上げられませんので、柔軟性を高めることと、腹筋・背筋・体幹の筋肉をバランスよく鍛えることが必要になります。
ヨガでいうと自重をかけてバランスをとるような、アームバランスなどに近い体の強さが鍛えられます。 ただ、バレエの場合はどんなに脚や腕をダイナミックに動かしているようであっても、上半身がぶれない体幹の力を使うことが特徴的な点です。
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使用しているダンスバンドについて
ここで使っているストレッチ用ゴムは、チャコット社製の「ダンスバンド」です。クラシックバレエだけでなく、フィギュアスケートの選手や他のジャンルのダンサーも使っているようです。
ストレッチ用ゴムバンドがありましたら、活用してみてください。