バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

”いつか”を待つよりも、過去を積み重ねてきた今できることを。

もし、タイムマシンがあったとして、 過去の自分へ、なにかを導くことができるとしたら
どんなことを伝えたいだろう。

私は肩をぽんぽんとたたいて、”大丈夫。”と、言うと思う。

「そう簡単にうまくいかないよぉ〜!(泣)」
と過去の自分に言われそうだけれども(笑)。

悩み、不安、恐れ、
そういったものがどれだけ覆いかぶさってきても、
’精神性’というものは生きる力になるんだなと、
ヨガインストラクターとしても、等身大の自分としても、思うようになった。

ヨガ哲学は深遠であるように、
人生の哲学だったり、精神性を高めていくことは
やっぱり、奥が深い。

そして、一生かけて学び続けることで、終わりがない。

だから、ヨガ活動を始める前は、
ヨガは人生そのものだ、という思いがあっても

いつか、もっと人生経験を重ねてからでないと
言葉にする権限が無いような気がしていた。

でも、あるとき
”精神性を学ぶことって、卒業がないからこそ、今で良いんじゃないか。”という視点に気がついた。

時間の捉え方によって、
今が一番若いようでもあり、今がアップデートを重ねてきた最新状態でもある。

どの瞬間瞬間も、人生の途中経過ではあるけれど、これまで生きてきた積み重ねの結果。

”いつか” が来るのを待っていたら、ずっと永遠に来ない気がした。

ならば、”いつか”を待っていても仕方がない。

振り返れば、
恩師と仲間と語り合ったり、
自分の心と対話してきた上で、
過去の自分に伝えてあげたい気づきがいっぱいあった。

同じ痛みを経験する人にも
”大丈夫だよ。” と、届けることができ、
深い愛情と思いやりを向けながら、癒しを分かち合うことができる。

”いつか”を待つよりも、今できることを。

後回しにしないように、今日も胸に刻み込む。