肩こり、どうにかしたい!
これまで、私が担当してきたヨガレッスンに参加者の方々に聞いたことで1番多かったのは、「肩こりを解消したい」という声でした。
日本女性の、体の不調第1位は「肩こり」
厚生労働省の調査によれば、日本人の女性が訴える体の不調の1位は、「肩こり」というデータがあります。 男性は、トップの「腰痛」に次ぐ、2位にランクイン。
体の柔軟性に関係なく、肩こりは増えている
そこで、肩こりを訴える人達の共通点は?と観察してみましたが、年代も性別も関係なく幅広い人たちが悩んでいました。
特に、体の柔軟性が高いと思われる、ダンサーのような人たちでも、肩こりに悩んでいるケースが多いのです。
柔軟性も関係ない、となると、すべての現代人の職業病なのでは・・・
肩こりを生み出す原因
- スマートフォンやパソコンによる、眼精疲労
- 猫背
- 育児中の抱っこ、授乳の姿勢
- かばんの持ち方が偏っている、重たい荷物を持つ
- 月経前症候群(PMS)など、ホルモンバランスの乱れ
- ストレス
など、原因は多岐にわたります。
ヨガで、肩こりを解消しよう!
そこで「肩こり解消」のためのヨガのポーズを紹介します。 ヨガは、単にリラックスするためだけでなく、体のさまざまな調子を整える効果があるのです。
猫のねじりのポーズ
ここがポイント
- 手の届きにくい、肩甲骨の間に凝り固まった筋肉を伸ばす
- 体重をかけるので、力要らずでかんたんにストレッチできる
- ふとんの上、絨毯、畳の上でもできる
- 胸全体も開いて、呼吸が深くなり、胸が軽くなる
やり方
- よつんばいになる。
- 右手を左手の下にすべらせて、右肩を床に近づける。
- 頭と右肩〜右腕全体を床につけて、上半身を写真のようにツイストする。
床にふれている、右肩のつけ根、右の肩甲骨周りがストレッチされるのを感じてみましょう。
左右の肩甲骨の間で、いつも自分では手が届きにくい辛い部分を、しっかりと伸ばしましょう。
- 安定したら、左手を天井に伸ばす。
よりストレッチさせたいときは、左手を天井へまっすぐ伸ばします。このとき、手先だけではなく、左の胸の奥から、腕がひっぱられるようなイメージで伸ばしましょう。
また、左腕を大きく回してもよいでしょう。できるだけ大きな円を描くようにすると、肩甲骨周りがもっとほぐれます。
ゆっくりと深呼吸を5回したら、左手を床に戻して、上半身を起こします。 左右とも、同じように行いましょう。 終わったら、正座になって、呼吸を整えましょう。きっと肩が軽くなったはず。
ヨガで、肩こり知らずのしなやかな肩を!
辛い肩こりには、血行を良くするストレッチが欠かせません。
初めての方でも簡単にできるヨガのポーズ、今後も紹介していきます。