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今回は女性向けのテーマになります・・・!
毎月の女性の体のリズム、生理・月経のこと。ヨガをはじめるきっかけに、「生理痛・月経の辛さをやわらげたい」という声をしばしば聞きます。
ヨガで生理とうまく付き合えば、体の調子が整い、気持ちもすっきりします。そこで、「生理中のヨガのやり方」についてご紹介します。
女性の体にとっての、デトックス
最近、生理や月経血コントロールに関してのセルフケア術があちこちで聞かれるようになりました。
女性にとって、生理は月に一度の「デトックス」です。
デトックス(毒出し)がうまく行われるように、そして子宮に負担がかからないようなヨガのやり方を知っておきましょう。
生理中は、ヨガしても大丈夫?
基本的に、生理開始から2〜3日間は出血量が多く、体力が弱まる方もいるので、無理をしないようにしましょう。
気分が悪かったり、生理痛があるときは、休みましょう。
血流が悪くて生理が重たいとき、ストレッチでやわらぐことも
もしも、軽めのストレッチ程度でしたら、血行が改善されて生理痛が緩和する方もいます。その場合は、じっとしているよりも、開脚などのストレッチで骨盤周りのこわばりをとってあげます。何も問題ない方は、いつも通りヨガをする人もいます。
個人差がありますので、ご自分の体の声をよーく聞いてあげましょう。
生理中に行いたいストレッチ
- 座って開脚するストレッチ
このようにクッションをかかえながらでOK。楽に開脚してゆるめます。
- 片脚ずつの前屈
左ひざを曲げて、右ひざを体の正面にのばし、前屈します。このように、楽に前屈できる高さまで台を作ると無理なくできます。
正面から見るとこのようになります。
- がっせきのポーズ(股関節のストレッチ)
座って、膝を曲げ、足の裏を左右合わせて股関節を開きます。ただ座ってふつうの「合せき(がっせき)のポーズ」をするのもよいですが、写真のように、クッションや枕などを利用して斜め後ろにもたれかかるようにすると、心身ともに安らぎます。マタニティ中や産後の疲労回復にもおすすめのポーズです。
生理中にやらない方がいいポーズ
- 逆立ちするポーズ(子宮を逆さまにしないようにします)
(倒立だけでなく、こういった肩立ちのポーズ(サランバ・サルヴァンガアーサナ)も子宮が逆転するので注意しましょう。)
- お腹をツイストするポーズ(子宮に力をかけすぎてしまうのを防ぎましょう)
(アルダマッチェンドラのポーズは腹圧がかかりやすいので、生理中は無理しないようにしましょう。)
- 貧血気味のときは、立った状態の前屈はめまいがするときもありますので、長く入らないように気をつけましょう。
ほかにも生理中のヨガの考え方は諸説ありますが、無理せず・体の調子に合わせて判断することが大切です。
次の記事で、「布ナプキン」についてもご紹介します。