バレエを踊れる体をつくるには、呼吸が深くできて、体の動きと呼吸が連動できることが必要。
レッスンの受講生のみなさんを見るときは、その方がどういう呼吸をしているか観察してアドバイスしていますが、
多くの方に共通するのが、
脇と肋骨周りが動かないまま呼吸してしまっているということ。
女性は特に胸の浅いところだけで軽く呼吸をしてしまう傾向があります。その原因は多々ありますが、なかでも、硬いワイヤーのブラジャーによる締め付けには気をつけましょう。
上手に深呼吸しながら踊るには、胸と背中で深く呼吸をしましょう。
背中で呼吸をする感覚がわからないという方は、息を吸うときに背中の肋骨が広がる感覚を探ってみてください。
手でさわるとイメージしやすくなります。
日常生活から心がけておくと、踊りでも深呼吸がうまくできるようになりますよ。