バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

バレエヨガインストラクター三科絵理

バレエの手を長く見せるエッセンス

「背中を使って手を伸ばす〜!」

このポーズがキツイというお声が多かったです。

昨日のポールドブラ基本マスターレッスン。

みなさんの手をニョキニョキたくさん伸ばしました。

グランポールドブラのアラベスクでは、胸椎からねじるのがポイントでしたね。

第1回に行った内容とほぼ同じで、基本から瀕死の白鳥に合わせた白鳥のポールドブラ、オーロラ姫のポールドブラまで実践しました。

身長150センチの私が大きく見せるためにしている腕の伸ばし方(腕を長くできる使い方笑)もレクチャーしました。よくレッスンでもお見せしているんですが、使い方ひとつで腕の長さを伸ばせるのですよ!

イカリ肩の人でも、腕を上げながら肩を下げるには肩甲骨を外にスライドさせる意識が必要です。

そして、下の3枚はアロンジェの肘でカーブを描いているところ。参加者さん、ここ注目です!

バレエのアロンジェは、手のひらを外に返すような動き。でも、指先や手のひらだけで返すと、動きに柔らかさが出にくく、悩む人が多いです。

アロンジェで柔らかく幸福感たっぷりの美しい動きを描くには、肘でカーブを描くのがポイントです。

ポールドブラの原則は、肘から手先に順に動かすこと。

アロンジェのささいな動きであっても、肘を使うことで、結果として背中〜脇〜二の腕までのつながりを伸ばしながらポールドブラすることができるのです。

アロンジェという名前は知っていていても、「いつも手首ばかりが目立ってぎこちなくなっていたのが、どうすればいいのかすごくよくわかりました!!」と目を輝かせて帰る人が多いです。

第1回のポールドブラ基本マスターレッスンから日が経過して、いろんな気づきを聞いています。

「ポールドブラレッスンを受けた後通常のクラスを受けると腕をすごく意識できる」と効果的な実感をたくさんの方がお話しくださってます。

指先まで翼のように天まで届かせましょうね。