コスメの話を前に書きましたが、秋色のコーディネートに合わせてトレンドを入れたいと思い、久しぶりにChanelのアイテムを追加しました。使い心地が気に入ってしまいました。
パープルのコーディネートにも、ゴールドにも合わせたいなと思った配信です。
一つ目はアイシャドウのキャトル・オンブル 「ルミエール・エ・ヴィブラシオン」382番 今年の秋シーズンの新色。
ちょうど持っていない配色のゴールドにピンときました。かなりまっすぐな「金色」なので強いかな?と思いきや、繊細な光沢で肌がきれいに見えます。もしもこれが大粒のラメだったら私も選べなかったと思いますが、やはりシャドウの質感が美しいです。
販売員さんと相談しながら、手持ちにあるシャネル キャトル・オンブルのブラーリーグレーとの相性も抜群で、赤味の締め色も品がよく見えたのが決め手でした。
ブラーリーグレーはパリ旅行にたったひとつ持っていた思い出のシャドウ。一番上の画像は思い出深くてパリのリュクサンブール公園をのぞむホテルの窓際でパチリと撮った一枚です。
パリの街を見たときにトープ色(濃い灰色がかった茶色)の美しい配信に赤い差し色がバランスよく散りばめられた光景と、ブラーリーグレーとシャネルの赤リップが脳内でリンクしてしまいました。日本でいう「グレージュ」が好きな人にもこの感覚はわかってもらえるかなと思うのですが。ただのブラウンとも違うのですよね。
日本では感じたことのない感触で、やはり街並みのセンスと世界観は一体化するのだとよく実感しました。あと、ゴールドもよく合います。
パリの女性たちはみんなリップがツヤツヤと赤かったのも印象的でした。ロンドンの方がもう少し落ち着いた色味とか、控えめに思いましたね。
コスメが好きな人にとっては、いろんな思い出と一緒に生きていく大事な存在ですよね。
さて、本題に戻り、キャトル・オンブルはマットなパレットも多い中で、このゴールドはラメ感が強い方で、わたしがイメージしていたものにピッタリでした。
粉の飛び散りもなく、しっとり仕上がります。質感はさすがです。もしも「ゴールドは嫌煙していた」という方も、ひょっとしたら使いやすいかもしれません。
次にリップ。
こちらは、ルージュアリュール インク メタリック「メタリックレッド」208番。新鮮なイキイキとした赤で、メタリックという名がついている通り、光沢感があります。マットのリップと比べると強いかな?と思いますが、馴染ませてみるととけこみます。「ルミエール・エ・ヴィブラシオン」のアイシャドウとも相性ばっちり。ブラウンゴールド、ブラーリーグレー、トープ、スモーキーなアイメイクならぐっと赤が引き立ちます。もともと赤リップが好きな私は、とても使いやすいスタンダードな赤でうれしいです。マットなリップをのせたあとにグロス感覚でこのルージュアリュール インクメタリックをのせて輝きをプラスするという使い方もいいと思います。
このルージュは唇になじむと、コップなどに落ちにくくなるのも特徴です。ティント系のアイテムはいろいろ試しましたが、やっぱりこのシリーズは大好きです。
最後にチークの新アイテムで、シャネルとしても新商品のウォーターベースチークカラーのレ ベージュ オー ドゥ ブラッシュ「ライトピンク」。
樹脂製で割れにくいケースに入っていて、水の中につぶつぶのチークがあります。
店頭で触って見なければ買わなかったと思いますが、マスクで落ちにくいチークで、水ベースでありながら内側からにじみ出る自然な赤みを出してくれるところが気に入りました。
手の甲にとって指でくるくる馴染ませるとピンク色のリキッドになり、指でぽんぽんほおにのせます。
少量でつくると色が一気につくことはなく、むしろ立体的にするために私は手の甲を最後にぽんぽんと当てたくらいです。
パウダーチークはマスクについてしまうことが多いのが最近の悩みで、クリームチークは重たくつくイメージがあり、なんとなく使っていなかったのですが、今回ウォーターベースというところに興味を持ちました。アイメークとリップとバランスが取りやすく、肌の色との相談もしながら気に入った色が見つかりました。
シリーズで色味を揃えられたのと、質感がいいとずっと使いたくなるので、よかったです。
ネットフリックス「キッズダンサー」たちのように、私もモチベーションを高めていこうと思います。