バレエやスケートなどで、片足をあげてバランスをとるとき、軸足がぷるぷるグラグラしてしまうことはありませんか?軸足の脚力が弱いと、片足重心で立つにも不安定になってしまいます。そこで、片足でバランスを取りながら軸足の脚力を鍛えるヨガの「戦士のポーズ3番」をご紹介します。
動画
アラベスクの軸足がぐらつくのは?
例えば、バレエのアラベスクで足を上げると、軸足の膝が曲がったり、ぐらぐらして伸ばせなくなってしまう人が初心者の方は多くあります。
その大きな原因は、軸足の脚力不足であることが多いです。
やはり、子供の頃から訓練しているバレエダンサーと初心者の方では、脚力の強さが違いますので、軸足をまっすぐ支えて立ち続ける力も必要です。
ヨガ「戦士のポーズ3番」で脚力とバランス感覚を鍛えよう
バレエのアラベスクというのは、いきなりチャレンジするにも、背骨の後屈・背筋の強さ・体幹の強さ、片足重心のバランス感覚など、たくさんの要素が必要です。そこで、もう少しシンプルな形で、軸足を鍛えることができるヨガの「戦士のポーズ3番」はレッスンで不足している脚力を補うために初心者でもオススメのエクササイズです。
骨盤ごと上半身を前に倒し、全身で「T」の字を作る
軸足の足の裏〜ひざ〜股関節まで重心をきちんとのせる
後ろの足はできれば床から90度をめざす(足はパラレル&フレックスでOK)
これらを意識して、安定してぐらぐらせずに立てるようになると、脚力とバランス感覚が養われます。
また、上半身を前傾させ続けるための体幹(骨盤やウエスト周りの筋肉)も働きます。
シンプルな形ですが、独特なポーズで、体の使い方の引き出しが増えてダンスにも活かせるようになるはずです。
もちろん、アラベスクを仕上げていくためには、ヨガの「戦士のポーズ3番」だけでは足りません。あくまで軸足の強化エクササイズとして取り入れてみてくださいね。