長野県の乗鞍高原で開催したヨガ・リトリート in 乗鞍、レポート3本目です!
2日目の朝、7時からアルムの前の公園の芝生で「朝の呼吸法レッスン」から始まりました。
朝は気温が6度。だいぶ冷え込みましたが、みなさんともフリースやウィンドブレーカーなどを着込んで準備されていたので、外でもばっちりと森林浴ができました。
ヨガマットの上で少しストレッチをして体を目覚めさせてから、3つの呼吸法をトライしていきます。
片鼻呼吸法
ウジャーイ呼吸
カパーラバティ呼吸
これらの呼吸法や、ヨガポーズの基本形、太陽礼拝の流れは、参加者全員に私の写真と解説文入りのテキストブックをお渡ししているので、そちらでも復習ができます。(ヨガ・リトリート限定です)
朝の空気は本当に格別で、毎回思うのですが7時台は日が上がり始めてもまだ空気から朝露を感じます。森が蓄えている潤いがどんどん目覚めていくような時間帯で、しかも紅葉の真っ只中とあってまた特別でした。
30分も呼吸法レッスンをしていますと、みなさんかなり目が覚めてきますし、五感が敏感になってきます。
レッスンが終わり、お腹もだんだん空き始める頃合いですので、朝食へと戻りました!
あたたかいスープにパンとサラダ。自家製のグラノーラ、ジャム、ヨーグルト…と、絵になりそうな朝ごはんが並びます。
テーブルを囲んでいると、1日だけでも寝食ともにした場の空気がかなり和んでいるのを実感しますね(笑)
朝食を食べ終わったあとは、10時から外ヨガ。
寄り道がてら午前の気持ちいい紅葉スポット「オオカエデ」を見に立ち寄りました。
昨日も見にきましたが、一晩たってさらに紅が増しているような気がしました。地元のみなさんにとっても、オオカエデの紅葉のピークはじわじわと進むらしく、しかも、紅葉が頂点に達すると急に葉っぱが散ってしまうそうで、見極めが難しいそう。だから「今日がピークかな?まだかな?」とみんな毎日見にきてしまうそうです。
日曜日ともあって、乗鞍のふだんよりも多い観光客の方がカメラで撮影にきていました。
真弓さんと他の木のことも教わりながら歩きます。
そのすぐ近くにある、ミズナラの木も皆さんに見て欲しくて立ち寄ってしまいました!
絵本に出てきそうな大木で、枝の広がりがとてもアーティスティック!
そして、木の下には黄金色の木漏れ日が差し込んできます。なんだかすごくパワースポットのような気がしてくる…
みんなで記念写真を木のポーズで決めました!(笑)
そのあとはようやくヨガ会場に戻って、外ヨガレッスン最後のプログラムがスタート。
だいぶすでに散策してきているので足腰温まっていますし、まだ午前中で元気な時間帯でもありますので、ぽんぽんとリズミカルにヨガを流していきました。
太陽もギラギラと眩しく、秋の空を実感します。私、日焼けしました(笑)
地元の女将さん方のお子さんたちも混じってとても和やかな空間となりました。
最後は、3分間のマインドフルネスを川のせせらぎに包まれて行いました。
この時間が、一人一人が心を込めて自分自身と向き合う様子が伝わってくるので、そんな光景をみていると「開催してよかったなあ」と感慨深くなってしまう瞬間でもあります。
みなさん、はるばるお越し下さって本当にありがとうございました!日本全国だけでなく、アメリカからも!
終わった後は、ごほうびドリンク!今日は暑いので冷たい炭酸水で割ってのみました。昨日は夕方ホットでいただきましたが、こういうのも寒暖差と体温をリアルに感じる瞬間です。暑いな〜、寒いな〜、っていうのも街中に住んでるとここまで感じることがなくて麻痺してしまいますね、なんてお話をしていた方もいましたよ。
前日の小雨の予報なんて、全然吹き飛んでしまっていました。
これで春から続いていた原っぱの外ヨガシーズンがすべて終了しました。
例年にないほど雨も多かったシーズンでしたが、それでも、中止にならず奇跡的に雨の中来られた方々にとっても、とても貴重な経験ができたそうです。ご感想ひとつずつ読んでおります。落ち着いてきたらまた紹介させていただきたいみなさんの素敵なストーリーがいろいろありました。
このあと、帰りのバスまで時間があったみなさんと滝探検も出かけまして、そちらの景色はまた次のブログに書きますね。