バレエヨガインストラクター三科絵理のブログ

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バレエノート(8)アームスの基本(アンバー、アンナヴァン、アラスゴンド、アンオー) テキストPDF印刷OK!

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バレエ入門の応援企画!あなたの初めてのバレエを応援する、手書きのバレエノート。テーマを1つずつまとめて、公開していきます!!

「バレエをやってみたい」と思っている方のときめく想いを大切にしていただきたいと考え、レッスンの継続が難しい今だからこそ、自宅でも学びやすいまとめテキストを1テーマずつお届けします。

今回は、バレエのアームスの基本についてです。

今回は4ページ分です。(画像)

1ページ

1 バレエのアームスの基本 アン・バー en bas

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バレエのアームスの基本

  • しなやかな丸みのカーブ

  • 指先まで細やかに

レッスンに頻出のポジションから慣れていきましょう。

まずは、アン・バーです。

アン・バー en bar のポイント

  • 肘を軽く曲げる

  • 手のひらを上向きにする

  • 脇〜腕をボディから離す

  • 手は太ももから少し浮く(くっつけないようにする)

指先の形もバレエを踊る際の共通ポイントですので、覚えておきましょう。

  • 爪の先まで細長く伸ばす

  • 中指を低めにする

  • 人差し指と小指が高くなるように段差をつける

  • 親指は手のひらに少し寄せる(くっつけない)

  • 親指以外の4本指 人差し指〜小指は少しずつ角度をつけて、平らにみえないようにする

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2 アン・ナヴァン en avant

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アン・ナヴァン en avant のポイント

  • 肘を横向きにして円形を保つ

  • 手のひらは自分に向く(手相がみえるようになっているはずです)

  • 手先を胃の高さあたりまで持ち上げる

  • 肩はなだらかに下げる

バレエのアームス 丸みのポイント

肘から「上」と「下」で回し上げる方向が逆になる

  • 二の腕(肘から上) :外から内に回し上げる

  • 前腕(肘から下) :内から外に回し上げる

テーブルの上に腕の円形を水平に置くようなイメージで、肘や手首がカクッと折れないようにやさしく保ちます。

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3 ア・ラ・スゴンド à la seconde

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ア・ラ・スゴンド à la seconde のポイント

  • 肩を下げて腕の丸みを保ちながら横に開く

  • 肘は斜め前に置く(腕全体を真横にすると、ア・ラ・スゴンド全体が後ろ寄りになってしまいます。横といっても、上体の腹筋や体幹を働かせて、斜め前に抱えるように意識しましょう。)

  • 二の腕と前腕を反対に回しあげる感覚は共通です

  • 手のひらは正面を向く(筋力が弱いとき、下に向かせないように気をつけましょう)

アームス全体から体から遠くに引き離されるため、腕の重力を支える必要があります。

このときに、肩の上部(三角筋など)で腕を上から吊り上げるように固定してしまうと、徐々に肩がすくみやすく、首も短くなってしまいます。結果、腕全体も短く見えてしまいます。

体幹・背中・脇腹・腹筋などをバランス良く働かせながら、下から支えるようにイメージをしましょう。

固めないようにすることも大事です。

余計な緊張が入りすぎないようにします。

体の脇に大きな風船・空気のかたまりがあるのをイメージして、腕を空気の上にふわりとのせるようにそっと置きましょう。

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4 アン・オー en haut

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アン・オー en haut のポイント

  • 丸みをつくり頭上に伸ばす

  • 肩と首の周りにスペースをつくる(首がすくまないように)

  • 指先をおでこの上あたりにキープ(頭頂よりも少し前に置く)

バレエのアームスでは、関節をしなやかに動かすことが大切です。

ア・ラ・スゴンドからアン・オーに動かす例を見てみましょう。

カーブをしなやかに動かすためには、関節をカーブに作るタイミングを順にコントロールします。

ア・ラ・スゴンドからアン・オーに動かす順序

  1. 前腕

  2. 手(指先)

関節の形を全部固めたまま単に持ち上げているだけでは、人形やロボットのようなぎこちない機械的な動きになりがちです。

最後に仕上げるカーブの曲線美をイメージしながらも、体の中心から末端に向かって形を作りながら動作をすることを意識してみましょう。

ふだんのふとした手のしぐさも、しなやかに見えてくるはずです!

Good Luck!

リクエストやご質問もありましたらLINE@などで送ってくださいね。

バレエノートのおすすめ活用法

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掲載している手書きのバレエノートは、みなさんの家で印刷できます。

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ヨガの一覧

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(印刷するとき用紙サイズの選択はお持ちのプリンターと紙に合わせてください)

もっと活用したい人のためのノート術

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  1. 印刷して紙をファイルにとじる

  2. 余白を切ってノートに貼る

  3. メモを書き込む

  4. 実際に受けたバレエレッスンでの記録も書いておく

  5. のちにノートの順番を整理したい場合は、システム手帳、ルーズリーフ、2穴リングファイルなどで入れ替え可能にする(お好みで自由自在!)

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ノートの内容は基本的なテクニックを順にまとめながら、バレエにまつわる関連テーマも紹介します。

ノートは最終的に使う人が自分のやり方でまとめあげていくもの。

その材料のひとつとしてお役に立てれば幸いです。

バレエノートでもあり、自分を見つめる日記にもなると思います。

みなさんと十人十色で楽しくなるバレエノートを手作りでデザインしていきたいと願っています!

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三科絵理バレエヨガインストラクターレッスン情報(バレエ、ヨガ、ストレッチ)

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