2月ももうすぐ終わり。早いですね。春は年度末で忙しい人もいるかもしれません。オンとオフのバランス、とれていますか?
ヨガは、練習したあとに、大の字になって寝そべる「シャバアーサナ」があります。
バレエの厳しいレッスンでは寝る時間なんてないので、
生まれて初めてヨガのシャバアーサナを体験したときは…
スタジオで大の字に寝そべってそれだけに集中する感覚が不思議でした。
いまでは、その意味がよくわかります。
(↑京都東福寺塔頭勝林寺でのヨガワークショップにて)
わたしたちは、意外と無理していたり、 集中が散漫になっていたり、 自分が気づかないほど夢中になっていたりします。
そんなとき、ふと心にたずねてみましょう。
「呼吸するの、忘れてない?」
「休むこと、忘れてない?」
「心の栄養、チャージしてる?」
夢中になっているときほど、休むのはもったいないように思えてしまうもの。
ヨガは、ニュートラルに戻ること を思い出させてくれるのです。
調子の悪いときはもちろん、また夢中になってやっているときも、意外とツケがたまっているもの。
大の字になって、
いま持っていたものを手放して、
空っぽに戻ってみれば…
空回りしていた部分を捨てて
大切なものは忘れることなく
ちゃんと自分のもとにかえってくる。
人が毎日眠りにつくのも
その日1日をリセットして
新しい朝を迎えるため。
休むことは、歩みを止めるためではなく、
次への準備。「つなぎ」。
踊りも、つなぎの上手い人は、メリハリ上手です。
日常生活も、バランス上手で生きたいものですね。(^-^)
〜〜
※ ちなみに、シャバアーサナは寝落ちする人が多いけれど、本当は寝ない状態が理想です。
でも疲れすぎていて寝てしまったら、
それはかなり体からのSOSサインが出ているということ。
体の声は、素直に聞こう。(^-^)