バレエの足の2番ポジションとは、足の置き方の1つです。1番ポジションよりも少し開いて、お腹やおしりをキュッと引き上げる感覚を養います。
バレエの基本姿勢 足の2番ポジション
やり方
1番ポジションの状態から、横を開きます。
間隔は、足の縦の長さ1足分(シューズが24センチの人は24センチくらい)〜1、5足分くらいを目安にしましょう。それ以上ですと、開きすぎてしまいます。
これが、2番ポジションです。
アン・ドゥオールしている状態はそのままです。太ももから外に回して、つま先が外向きになっています。このときも、つま先だけが外にねじれてしまうと、ひざの関節を痛めてしまうので、太ももから回すことを忘れないようにしましょう。
(応用)2番のプリエ
2番でプリエをすると、どんな形になるでしょうか。見てみましょう。
2番のドゥミ・プリエとグラン・プリエの違いに注意
ドゥミ(=小さい)・プリエは、ひざを横に開いたまま、曲げていきます。深く入りやすい形ですがお尻を低くしすぎないように、ひざよりも少し高い位置までにとどめます。
そして、グラン(=大きい)・プリエは、さらに深く入ります。
目安は、太ももがひざの高さにくる程度です。
もし、それよりも下がってしまうと、お尻やお腹が抜けてしまいますので、ここでとどめられるように、体幹と太ももとお尻の筋力で引き上げましょう。
次は、4番ポジションです。
(3番ポジションもありますが、ふつうあまり使われない形ですので、省きます)
つづく
バレエの足のポジション↓
2番ポジション(今ここ)