肩こりの奥の方からなんとかしたいときに・・・
肩こり解消ポーズ、今回は「背中で手を組むポーズ」(ゴームカアーサナ・牛の顔のポーズ)です。 肩こりの奥の方からほぐせる理由は、正しい腕の回し方があるからです。やり方を説明します。
苦手な方もいるかもしれませんが、大丈夫!手が届かなければ、タオルを使いましょう。そうすれば、誰でも自分の肩の柔軟性に合わせてストレッチできます。
短時間で効果的にストレッチするためにも、正しい方法を知っておきましょう。
お手元にあるタオルを見つけて、一緒にやってみてください。
背中で手を組むポーズ(ゴームカ・アーサナ、牛の顔のポーズ)
ここがポイント
肩周りの筋肉の伸展と収縮が同時にできて一気に肩がほぐれる
下になる腕を、肘をのばしたまま背中の方へ回すことで、肩の奥からほぐせて効果的
猫背で胸が閉じる悪い姿勢(巻き肩)の予防になる
肩が開いてデコルテがきれいになる
やり方
姿勢を整えて、背骨をまっすぐにして座ります。あぐらよりも、正座の方が背骨をまっすぐにのばしやすくておすすめです。椅子でもオーケー。猫背ですと効果が半減してしまいますので気をつけて。
片腕を上げて肘を曲げます。タオルを使うときは、持っておきましょう。
反対の腕を体の正面に伸ばします。親指は下に向けておきましょう。(※ここがポイント)
その腕を水平に回しながら、背中の方へ出来る限り伸ばします。親指は下に向けたままです。
そこからはじめて、肘を曲げて、上げておいた反対の手とつなぎます。タオルを使うときは、タオルの下端をつかみます。
このようにすることで、下からつなぐ方の腕を奥の方からほぐします。
よくあるまちがい
背中を丸めたま肩も丸まったままで手をつなごうとしてしまう方をよく見かけますが、これでは姿勢もよくありませんし、肩こりでほぐしたい筋肉を動かすことができません。
背骨の姿勢を正すこと
肘をのばしたまま後方へ回してから、肘を曲げるようにすること
この2点が重要です。
がんばってやっと両手が届くくらいであれば、いさぎよくタオルを使って胸を開いた方が深呼吸もできて効果的です。
ストレッチで、肩こり知らずのしなやかな体を手に入れましょう!